施工実績

施工実績-2611

軒天修理(補修工事)をご検討中のお客様や、建物の維持管理・大規模修繕をお考えのオーナー様・管理者様に向けて、プロの建築業者としての信頼と専門性が伝わる施工プロセスの解説を作成いたしました。

ウェブサイトのブログ、施工実績ページ、SNS、または提案資料や営業パンフレットのコンテンツとしてそのままご活用いただけます。

【専門施工解説】軒天補修・アルポリ(アルミ樹脂複合板)貼りによる耐久性向上と防水施工の全ステップ

建物の屋根下やベランダ下にある「軒天(のきてん)」は、雨水の吹き込みを防ぐとともに、建物の美観や構造体の保護において非常に重要な役割を果たしています。特に倉庫や工場、店舗、集合住宅などの大型施設では、経年劣化によるケイカル板の剥離や崩落、雨漏りによる下地の腐食が重大な安全上のリスクとなり得ます。

当社(株式会社青田建築)では、施工性の高さと圧倒的な耐久性・耐候性を兼ね備えた「アルポリ(アルミ樹脂複合板)」を使用した確実な軒天修繕を行っております。今回は、実際の現場写真とともに、施工手順とその裏にある技術的こだわりを専門的な観点から詳しく解説いたします。

施工手順と技術的プロセスの詳細

1. 既設撤去(きせつてっきょ)

まずは、経年劣化や雨漏りによって水を含み、剥離・破損してしまった既設の軒天材(ケイカル板やベニヤ等)を安全かつ丁寧に撤去します。

  • プロの視点とこだわり: 単に表面の板を取り外すだけでなく、内部の下地木枠や鉄骨(C型鋼等)の状態まで徹底的に点検します。水分を含んだまま放置すると内部の腐食やカビ、腐朽菌の発生につながるため、劣化部分を確実に取り除き、必要に応じて下地の補強・補修を行います。また、撤去時の粉じん飛散防止や落下の危険を排除するため、周囲の安全確保を徹底して作業を進めます。

2. アルポリ貼り(アルミ樹脂複合板の設置)

下地の調整・補強完了後、仕上げ材となる「アルポリ(アルミ樹脂複合板)」を施工していきます。

  • アルポリ(アルミ樹脂複合板)を採用するメリット: アルポリは、ポリエチレン樹脂を薄いアルミ板でサンドイッチした構造の複合板です。従来のケイカル板(珪酸カルシウム板)と比較して「超軽量・高強度・腐食しない・水に強い」という極めて優れた特徴を持っています。特に湿気の溜まりやすい軒天や屋外の環境において、水を含んで崩れ落ちる心配がほぼありません。
  • プロの視点とこだわり: 建物の挙動(熱膨張や微振動)を考慮し、ミリ単位の精度で加工・配置します。ビス留めや固定に際しては、腐食に強いステンレス製部材を使用し、将来的なもらい錆や脱落を防止します。

3. 養生(ようじょう)

アルポリ板の設置が完了したら、次のシーリング工程(防水施工)へ進むための準備として「養生」を行います。

  • プロの視点とこだわり: シーリング材を目地の両脇にしっかりと定着させつつ、アルポリ表面や周辺の壁面を汚さないよう、マスキングテープを目地ラインに沿って隙間なく貼り付けます。このテープ貼りの直線性と密着性が、最終的な仕上げの美しさと防水性能の寿命を左右する重要な工程です。

4. プライマー塗布(シール用下地処理)

目地部分の清掃(ホコリや油分の除去)を行った後、シーリング材専用の接着強化剤である「プライマー」を塗布します。

  • プロの視点とこだわり: シーリング工事において最も重要と言っても過言ではないのがこのプライマー塗布です。どんなに高品質なシーリング材を使用しても、下地との密着が不十分であれば数年で剥離してしまいます。目地の奥まで均一に塗り残しなく塗布し、規定の乾燥時間(オープンタイム)を厳守することで、アルポリ材とシーリング材を強固に化学結合させます。

5. シーリング充填(じゅうてん)

プライマーが適度に乾燥したタイミングで、目地(板と板の継ぎ目および壁面との接合部)へ耐候性に優れた高機能シーリング材を充填していきます。

  • プロの視点とこだわり: 内部に空気が残る(ボイド・気泡ができる)と、そこから雨水が侵入したり、気温変化で膨張して剥がれの原因になったりします。そのため、シーリングガンを用いて目地の奥まで均一な圧力でしっかりと充填していきます。軒天の環境に合わせて、耐候性・伸縮性に優れた適切なシリコーン系または変性シリコーン系材料を選定しています。

6. シーリング仕上げ(押さえ・ならし作業)

充填したシーリング材が固まる前に、専用のヘラ(シーリングヘラ)を使って表面を平滑に圧着・仕上げていきます。

  • プロの視点とこだわり: ヘラで適度な圧力をかけながらならすことで、目地内部の空気を完全に追い出し、密着性を極限まで高めます。職人の手作業による無駄のないスムーズなヘラさばきが、凹凸のない美しく耐久性の高い目地ラインを生み出します。余分な材料を除去し、表面を整えた直後に養生テープをゆっくりと剥がします。

7. 完了(最終点検・清掃)

シーリングの硬化を確認し、最終チェックを行います。

  • プロの視点とこだわり: ビスの締め込み具合、アルポリ板の歪み、目地シーリングの充填不足や途切れがないか、厳格な社内基準に基づき自社検査を実施します。作業スペース周辺の清掃・片付けを徹底し、安全かつ完璧な状態でお客様にお引き渡しいたします。

施工前後の変化とご提案

  • 【着工前】(画像参照) 既設の軒天が破損・脱落し、内部の構造体や下地が見え始めてしまっている状態でした。このまま放置すると、雨水の吹き込みによる建物内部の鉄骨のサビ・腐食、さらには雨漏りの拡大につながる危険な状況でした。
  • 【完了後】(画像参照) 高耐久のアルポリ板を施工し、目地を強固なシーリングで防水処理したことで、新築同様の美しい美観と、長期にわたり雨水・湿気に耐えうる高耐久な軒天へと生まれ変わりました。通気ギャラリー(換気口)等の必要設備も綺麗に納めています。

軒天・外壁の補修・改修工事は当社にお任せください

軒天の垂れ下がりやシミ、剥がれは、「建物からの重要なSOSサイン」です。「目立たない場所だから」と放置してしまうと、目に見えない内部の構造腐食が進み、将来的に大規模で高額な工事が必要になってしまうケースが少なくありません。

当社(株式会社青田建築)では、豊富な施工実績と確固たる専門技術に基づき、施工現場の状況に応じた最適な資材選定と工法をご提案いたします。

  • 「自社の倉庫や工場の軒天が痛んできた」
  • 「雨漏りしていないか心配なので一度点検してほしい」
  • 「耐久性の高い素材で長く持たせる工事をしたい」

このようなお悩みをお持ちのオーナー様・管理者様は、ぜひお気軽にご相談ください。現地調査からお見積もりまで、丁寧に対応させていただきます。

【お問い合わせ・点検のご依頼】 お電話、またはWebサイトのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。建物全体の資産価値と安全を守るため、プロの技術でお応えいたします。